テレビが受信できない!まず、やるべきことは?!
「見たい番組があるけどテレビが受信できない!」といった悔しい経験一度はありませんか。
業者に依頼したいけど、時間がかかるし、できれば自分で修理したいと考える人も多いと思います。
テレビが受信できない原因は多々ありますが、意外とかんたんに改善できることもあります。
この記事では「今すぐテレビを受信できるようにしたい!」という方にむけた、テレビ受信トラブル改善法を紹介します。
「テレビが受信できない」なら電波状況を確認
テレビ本体が故障している場合は受信状況を改善しても意味がありませんよね。
この項目では電波の受信で影響されるテレビ本体の状況を解説します。
画面が真っ黒!E202エラーコードが表示される
急にテレビ画面にE202が表示されたら、テレビ電波の受信状況を改善する必要があります。
E202はエラーコードの1つで、テレビ電波が受信できていないことを意味します。
テレビ本体の故障ではなく、べつに原因があると考えらえます。
テレビにブロックノイズが映る
モザイクのようなブロック状のノイズが発生する場合もテレビにじゅうぶんな電波が受信できていない可能性があります。
以下にブロックノイズのおもな原因をしめします。
・B-CASカードの不具合 ・アンテナ配線の接触不良 ・分配機による影響
専門業者にテレビの設置工事を依頼したのであれば、分配器による電波不足は考えにくいです。
急にブロックノイズが発生した場合、一番にアンテナ配線の接触不良をうたがったほうがよいでしょう。
テレビが受信できない時の確認と対策
「はやくテレビの受信状況を改善したい!」と思われるかたは、これから紹介する方法を試してみてください。
すぐに実践できる、テレビの受信状況を改善できる応急処置を紹介します。
テレビを再起動
テレビは繊細な家電なので、急に受信ができなくなるといった現象がよくおきます。
そのようなときは一度テレビを再起動すると復旧することがあります。
以下にテレビの再起動手順をしめします。
1,テレビの電源を切る
2,電源コンセントを抜く
3,アンテナケーブルを抜く
4,2分ほど待機する
5,電源コンセントとアンテナケーブルを繋ぐ
6,電源を入れる
メーカーによって再起動の手順がことなるので留意してください。
テレビを再起動してもテレビアンテナが受信できないという場合はテレビ本体以外に問題がある可能性があります。
アンテナの配線状況を確認
本体に問題がない場合、つぎにアンテナ配線の状況を確認しましょう。
以下にアンテナ配線で確認する点をしめします。
・配線が本体に接続できてない
・端子の欠損
・配線の劣化
・配線が長い
・古いタイプの配線を利用している
配線がきちんと本体につながっていないという確認ミスはよくあります。
端子の欠損もよくあるトラブルの1つです。
また、配線のタイプが古いと電波の信号が弱くなる「減衰」がたかまります。
以下に一般的な過程で使用されているアンテナ配線の種類をしめします。
・2C
・4C
・5C
古いケーブル(2C/4C)は減衰率がたかくなるのでじゅうぶんな電波を確保できていない可能性があります。
一時的な応急処置として、ケーブルを短くすると受信状況が改善する場合があります。
時間に余裕があるかたは、最新のアンテナケーブルへの変更をおすすめします。
配線に問題が見られない場合、アンテナに原因があるかもしれません。
電波塔へアンテナの方向を修正
台風のあと、急にテレビが映らなくなった場合はアンテナの向きがずれているかもしれません。
アンテナの向きを調整するためには電波塔の位置を把握する必要があります。
スマホアプリを使用するとかんたんに最寄りの電波塔を調べることができます。
以下におすすめのアプリをしめします。
・テレビアンテナ
・地デジアンテナ調整
・Antenna Pointer
スマホのアプリの利用が難しいと感じる人は、近所の屋根上に設置されているテレビアンテナが「どの向きをさしているか」を参考に微調整してもよいでしょう。
bs/csアンテナは南西に向きを修正
bs/csは地上デジタル放送とはことなり、人工衛星からテレビ電波を受信する必要があり、アンテナの調整方法もことなります。
以下にbs/csテレビアンテナの角度調整手順をしめします。
1、晴れた午後2時に直射日光が当たるか確認
2、住まいの地域の仰角/方位角を確認
3、テレビにアンテナケーブルを接続する
4、上下の角度(仰角)を調整して仮止め
6、真南から西に徐々にアンテナを動かし調整する
7、テレビの管理画面を見ながらアンテナレベルが最大になる点で固定する
スマホのアプリ「BSコンパス」を利用して、おおまかな位置を確認すれば、スムーズに作業することができます。
参考までに関東の仰角・方位学を一部紹介します。
高所でのアンテナ調整作業は危険をともないますので業者に依頼するようにしましょう。自分で「改善できる範囲を認識」することが大切です。
東京: | 仰角38度 | 方位角224.4度 |
横浜: | 仰角38.2度 | 方位角224.5度 |
宇都宮: | 仰角37.2度 | 方位角224度 |
千葉: | 仰角37.8 | 方位角224.9 |
テレビの電波受信に影響のある事例
個人の力ではどうすることもできない電波の受信障害も多々あります。
アンテナ調整などの作業にはいるまえに、テレビ電波に影響をおよぼす障害を理解しておきましょう。
大規模な無線基地局
自衛隊基地や飛行場など、さまざまな通信システムが複雑にいりくんでいる施設があると、テレビ電波の受信に悪影響をおよぼす可能性があります。
また、変電所などの高圧電流が流れている施設も強い電波を発信して受信を妨害することがあります。
テレビ電波の受信が難しいというかたは、電波の影響を受けない光回線など利用した「有線でのテレビ視聴」の設備も視野にいれるとよいでしょう。
高層マンションなど建物
電波には「直進」と「回折」という2つの性質があります。
家のちかくに高層マンションなどの建築物があると、テレビの電波は直進せず回りこんで受信をすることになります。
直進した電波と障害物によって回折した「2つの電波の時間差」によって、テレビの受信環境が悪化します。
以上の理由により、アンテナは高所に設置するのがよりよいとされています。
台風などの強い雨
雨は電波の受信を妨害する性質があります。
bsテレビの周波数はとくに雨の影響をうけやすく、急にテレビが映らなくなることがおおいです。
ゲリラ豪雨などの気象変動により、テレビ受信ができないというケースが増えてきています。
テレビが受信できないならアンテナ工事業者へ
テレビの受信状況の改善には知識や技術力により個人差があります。
安全に対応できる対処法を自覚することがとても重要になります。
高所でのアンテナ調整作業など、危険をともなう作業はテレビ工事専門業者に依頼するのが得策です
テレビアンテナ工事の業者選びにお悩みの方は是非一度、弊社アンテナックスにご相談ください。
お見積り・ご相談・キャンセル料・完全無料です。
詳細については下記HPよりご覧ください。
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