10月 8, 2021

アンテナを撤去したい!費用とながれ(業者・自分)くわしく解説

アンテナ工事 公式ブログ

「引っ越しをする」「テレビの視聴方法を変更する」などの理由でアンテナを撤去したいと思ったとき、どんなことを検討し、何に気を付ければよいかわからない方も多いのではないでしょうか?
そんな悩みを持たれている方に撤去をおこなう方法、業者に依頼する際のポイント、費用相場などについて解説します。

アンテナ撤去にかかる費用はどのくらい?

アンテナ撤去にかかる費用はどのくらい?

アンテナ撤去にかかる費用は10,000~20,000円です。
この費用の内訳にはさまざまな項目があります。

    アンテナ撤去の費用内訳
  • 基本料金
  • 高所作業費
  • 撤去したアンテナの処分費用
  • 出張費
  • 駐車場利用費

アンテナ撤去の正確な費用は依頼先によってことなりますので、見積もりをもらうさいに具体的な内訳も確認してみましょう!

BS/CSアンテナの撤去費用

BS/CSアンテナの撤去費用

BS/CSアンテナの撤去費用は、10,000円?20,000円です。業者によりますが、正確な費用は現地調査で確定します。
BS/CSのアンテナ撤去は、以下の業者に依頼可能です。

    依頼が可能な業者
  • アンテナ専門業者
  • 引越し業者
  • 外壁屋根塗装業者

「作業費5,500円」や「撤去9,000円」などと記載されている場合、基本料金であることが多いです。また、アンテナの処分費や高所作業費などの料金が別途請求されます。

スカパーのアンテナ撤去費用

スカパーのアンテナ撤去費用は、10,000円?20,000円です。正確な費用はご自宅の現地調査で確定します。
スカパーのアンテナ撤去は、以下の業者に依頼可能です。

    依頼が可能な業者
  • アンテナ専門業者
  • 引越し業者
  • 外壁屋根塗装業者

アンテナの撤去は自分で行うことも可能です。しかし、危険が伴います。
また、アンテナの処分費用は自己負担です。安全性や確実性を配慮するなら、業者への依頼をおすすめします。

アンテナ撤去の工事費用

アンテナ撤去の工事費用

アンテナ撤去の工事費用は、自宅の構造やアンテナの種類で変わります。
作業がしにくい場所や、特殊なアンテナの場合は、別途料金が追加されることがあります。

例えば、はしごが届かない高い場所にアンテナがある場合は、高所作業用の車が必要です。
正確な見積もりを知りたい場合は、現地調査を依頼しましょう。

地デジアンテナの撤去費用

地デジアンテナの撤去費用は5,000?15,000円ほどです。
撤去費用は「基本料金」と表示されることが多く、これに処分費用などがプラスされて全体の料金となります。

撤去費用自体は、アンテナの新規取付を同時におこなうかどうかで変化することが多いです。
撤去のみの場合は撤去料金が高くなることがあるので、料金表をよく確認しましょう。

屋根のアンテナ撤去にかかる費用

屋根上に設置されたアンテナの撤去費用は、撤去料金・処分料金とは別に3,000~20,000円プラスされます。
屋根上のような高い場所の作業では、以下の費用項目が追加されるためです。

    追加される可能性のある費用項目
  • 高所作業代
  • 危険作業代
  • 現地調査費用
  • 出張費

実際どの費用項目が発生するかは、業者や自宅の構造によって変わります。

アナログ(vhf)アンテナの撤去にかかる費用

アナログ(vhf)アンテナの撤去にかかる費用

アナログアンテナの撤去費用は、10,000?15,000円ほどです。
状況によっては、撤去費だけでなく屋根上の修繕費用がかかることもあります。

アナログ(vhf)アンテナは金属でできているためサビやすく、サビが屋根のかわらなどに移ることがあります。
サビが原因でかわらや外装が損傷していた場合は修繕費用がかかります。

長年アナログアンテナを設置していた場合は、予算を多めに見積もっておくと良いでしょう。

共同アンテナの撤去費用

共同アンテナの撤去費用は大きな幅があり、正確な見積もりには現地調査が必要です。
費用はアンテナの設置状況や規模に左右されます。

共同アンテナの撤去は、各利用者への通知や全世帯の引込み線の撤去など多くの作業がともなうため、規模が大きいほど費用がかかると予想されます。

費用にばらつきのある共同アンテナの撤去は、複数の業者に見積もりを依頼することをおすすめします。

jcom・光テレビの解約撤去費用

 jcom・光テレビの解約撤去費用

jcom・光テレビの解約撤去費用は以下のとおりです。

    戸建住宅の解約撤去費用
  • 部分解約5,280円(税込)
  • 全解約10,780円(税込)
    集合住宅の解約撤去費用
  • 部分解約5,280円(税込)
  • 全解約5,280円(税込)
  • 全解約(直接配線方式)10,780円(税込)

戸建住宅の全解約費用は、工事方法によって異なる場合もあります。
※部分解約・・・1台のみ解約・1回線のみ解約など

アンテナの撤去が無料はどういうことか?

アンテナ撤去が無料と言われた場合、以下の2つが考えられます。
・ケーブルテレビや新規アンテナの設置が条件
・その他の工事費用を請求される
つまり撤去費は無料でも、他の部分で費用が発生するということです。

アナログアンテナの撤去無料とは?

例えば、足場代や人件費が実は有料であったり、撤去時に屋根の不具合を指摘されてリフォーム工事を勧誘されることが考えられます。
無料と案内された場合は、契約内容をよく確認しましょう。

アナログアンテナの撤去無料とは?

「不要になったアナログアンテナを無料で撤去する」というチラシを配る業者には注意が必要です。
彼らの目的は、屋根の上にのぼったさいに屋根の不具合などを指摘し、リフォーム工事を提案することです。

悪質な業者は「火災保険を使えばあとから保険金が振り込まれる」と言いますが、実際は保険会社を仲介せずに着工するため、保険金が振り込まれることはありません。
チラシをうのみにして安易に連絡するのは避けましょう。

jcomはアンテナ撤去を無料でやってくれることも

jcomではアンテナ撤去が無料でできることがありますが、これには理由があります。
仮にjcomを解約した場合、アンテナが残っていれば、アンテナ線を接続するだけで簡単にまたテレビを視ることができます。

しかしアンテナを撤去した場合は、新たにアンテナの設置が必要になり、これが面倒でjcomを解約しないという人も多いでしょう。
つまり、アンテナ撤去が無料で行える代わりに、jcomを簡単に解約できない状況ができるというわけです。

アンテナ撤去は加入後にすこし様子みるのがおすすめ

jcom加入時にアンテナ撤去を提案されても、すこし様子を見ましょう。
jcomを解約したくなった場合、撤去してしまうと、もう一度アンテナの取り付けが必要になります。

アンテナの設置工事は、複数業者に見積もりを依頼したり、現地調査があったりと手間がかかるものです。取り付け費用も35,000~45,000円と安くはない料金が発生します。
アンテナを撤去するかどうかは、長期的な目線で考えていきましょう。

アンテナの撤去を自分でおこなうには?

アンテナの撤去を自分でおこなうには?

アンテナ撤去を自分でおこなうには、大まかに以下の手順をたどります。

    自分でアンテナを撤去する手順
  • 必要なものを買いそろえる(はしご、ヘルメット、安全靴など)
  • アンテナ設置場所までのぼる
  • ワイヤー、アンテナ本体、固定金具の順に取り外す
  • 取り外したもの、作業者自身を地上におろす
  • アンテナや金具を処分する

あらかじめ段取りを決めておき、安全に作業できる準備をしておくことが大切です。

BS/CSアンテナの取り外しを自分でおこなう

ベランダの手すりや外壁に設置されたBS/CSアンテナは、以下の手順で自分で取り外すことができます。

    自分でBS/CSアンテナを取り外す手順
  • 手すりとアンテナを固定しているナットを外す
  • テレビとアンテナをつなぐ同軸ケーブルを切断する
  • アンテナ本体と取り付け金具を外す
  • アンテナ本体と取り付け金具を処分する

手すりや外壁に取り付けられていた部品をすべて外すことができれば撤去の完了です。

アナログアンテナの撤去は自分でできる?

アナログアンテナの撤去は自分でできる?

アンテナ撤去には特別な資格や許可は必要ないため、誰でも自分でおこなえます。
しかし高所での作業経験・配線の知識がない人にはおすすめできません。

屋根上に設置されていることの多い八木式アンテナは1~5kgの重さがあり、屋根の上で持ち運ぶとバランスを崩しやすいです。アンテナや作業者自身が落下する恐れがあります。

そのため、自分でアンテナ撤去をおこなうのは、経験者向けの作業といえます。

アンテナを自分で撤去する費用は?

アンテナを自分で撤去する費用は?

アンテナを自分で撤去する費用は新たに買い足さなくてはいけない道具次第です。

先ほども書いた通り、特に八木式アンテナを自分で撤去するには高所での作業経験が不可欠ですが、ここでは必要な装備を一式新たに購入したものとします。

必要な道具とそれぞれの平均的な価格

一式全てを個人でいちからそろえると少なくとも4万円を超えます。

  • 絶縁手袋3000円
  • スパナ2000円
  • ニッパー2000円
  • ハシゴ25000円
  • 安全帯5000円
  • 高所作業用安全靴4000円
  • ヘルメット3000円

そのため、自分で撤去工事をおこなうよりかは「すでに一定の経験や道具を持っている方」ということになるでしょう。

アンテナの撤去工事のながれ

アンテナの撤去工事のながれ

アンテナの撤去工事は、一般的に以下のながれでおこなわれます。

    アンテナ撤去工事のながれ
  • はしごを設置する
  • ワイヤーを切る
  • アンテナ本体を外す
  • 支柱、屋根馬を外す
  • ワイヤー、アンテナ本体、支柱、屋根馬を屋根から下ろす
  • アンテナ本体や取り付け金具を処分する

業者に依頼した場合は、取り外したものの処分まで業者がおこなってくれるため便利です。

BS/CSアンテナ(パラボラ)の撤去ながれ

BS/CSアンテナはベランダの手すりや壁面に設置されていることが多く、以下のながれで取り外されます。

    BS/CSアンテナの撤去のながれ
  • 同軸テーブルを切断する
  • ポールからアンテナ本体を外す
  • 手すりや壁からポール・取り付け金具を外す
  • アンテナ本体や取り付け金具を処分する

BS/CSアンテナの撤去は地デジアンテナと違い、同軸ケーブルを切断する過程が入ります。

スカパーのアンテナ撤去はどうすればいい?

スカパーのアンテナ撤去はどうすればいい?

スカパーでは基本的にアンテナ撤去はおこなっていません。
スカパーはアンテナを購入するというかたちの契約であるため、撤去や処分は利用者自身でおこなう必要があります。

スカパーのサポートセンターで撤去をおこなってくれる場合もありますが、これは今後も継続してスカパーを利用する人に限ります。

そのためスカパーを解約する人は、アンテナ撤去を自分でおこなうか、業者に依頼しましょう。

スカパーを解約したあとのアンテナ撤去

スカパー解約後、撤去したアンテナは粗大ごみとして処分することが可能です。
400円分の粗大ごみ処理券を買って貼付し、自分で指定した場所に出せば処分完了です。

実際にアンテナが粗大ごみに分類されるかどうかは、各市町村のごみルールによります。
地域のルールに従って適切にアンテナを処分しましょう。

アナログのアンテナ撤去について

アナログアンテナ撤去のポイントは、早めに撤去をすることです。
アナログアンテナは今後使い道がなく、設置し続ける意味はありません。

むしろアンテナが折れて自宅の損傷や事故につながるなど、大きなリスクを抱えていることになります。
何かあってからでは遅いため、面倒でもアナログアンテナの撤去は必ずおこなうようにしましょう。

屋根のアンテナを撤去するには?

屋根のアンテナを撤去するには?

高所での作業に加え、弱いながらも電気が流れている上、しかも間近で見るとかなり大きなものを扱う作業になります。

  • アンテナに接続されているワイヤー類を外す
  • アンテナ本体を屋根から取り外す
  • アンテナを支えていた固定金具類を外す
  • 不要なアンテナ、金具類を粗大ごみなどで処分する

配線に関する知識や高所での作業経験がない場合は自分での撤去は控えたほうがよいでしょう。

八木式アンテナ以外にもデザインアンテナやユニコーンアンテナなどがありますが、いずれも高所の壁面に設置されていることが多く、これらも八木式アンテナと同様に自分で撤去するためには一定の知識と経験が必要です。

不要なアンテナを撤去するにはどうすればいい?

不要なアンテナの撤去に、迷われている方もいると思います。
しかし、撤去が遅れると思わぬ危険な目にあうかもしれません。

放置されたアンテナにはサビが発生し、そのサビは屋根や外壁に移ってしまうとアンテナ以外も劣化が進んでしまいます。

また、サビが広がったアンテナは倒れて屋根を傷つける、もしくは落下して大きな事故につながる可能性もあります。
使用しないアンテナは放置せず、必ず撤去しておきましょう。

撤去していないアナログ(vhf)アンテナはどうすればいい?

撤去していないアナログ(vhf)アンテナはどうすればいい?

アナログアンテナがまだ残っている場合、迷わず撤去を進めましょう。

アナログアンテナはアナログ放送を受信するためのアンテナです。
そのため2011年にアナログ放送が終了したと同時に、アナログアンテナは役目を終えています。

今後アナログアンテナが使われることはないため、撤去しても問題ありません。

古いアンテナは撤去しないとトラブルも

アンテナの寿命は10年です。それ以上経過した古いアンテナを撤去しないでいると、以下のトラブルが考えられます。

  • アンテナが折れて落下する
  • けがや事故につながる
  • 屋根や外装を傷める
  • 設置部分からの雨漏り

折れたアンテナが外壁や通行人にぶつかる恐れや、サビが屋根や外壁にまで進行しリフォーム費用が必要になることもあります。大きなトラブルにつながらないよう、古いアンテナは早めに撤去しましょう。

アンテナ撤去はどの業者に依頼するの?

アンテナ撤去はどの業者に依頼するの?

アンテナの撤去を考えることは少ないので、いざ撤去したいときと思ったときにどんな業者に頼んだらよいか分からない方も多いのではないでしょうか。

アンテナ撤去をしてくれる代表的な業者

アンテナ工事を専門に行うアンテナ工事業者はタイミングを選ばず依頼することができます。
撤去を引っ越しのタイミングで考えるのであれば、引っ越し業者のオプションサービスで頼めるか確認してみましょう。

  • どんな時でも対応してくれる「アンテナ工事業者」
  • 引っ越しをするときにアンテナ撤去もお願いできる「引っ越し業者」
  • 家のリフォームと一緒にお願いできる「リフォーム業者」

また、家のリフォームに合わせるのであればリフォーム業者も対応可能な可能性があります。
引っ越し業者とリフォーム業者については、対応不可、もしくはアンテナ工事業者に頼むよりも割高になることがあるので注意しましょう。

安全安心なアンテナ撤去は専門業者に依頼

アンテナの撤去工事に関してまとめました。
自分で撤去できる方もいらっしゃると思いますが、安全面・費用面からみても自信がない方は業者に依頼することをおすすめします。

まずはお住まいの地域にどんなアンテナ撤去業者があるかを確認するところから始めてみてはいかがでしょうか。

安全安心なアンテナ撤去は専門業者に依頼

アンテナ工事の業者選びにお悩みの方は是非一度、弊社アンテナックスにご相談ください。
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詳細については下記HPよりご覧ください。