デザインアンテナ取り付け!場所・受信・ブースターのコツも紹介!
デザインアンテナはその名のとおりデザインにすぐれたアンテナです。
アンテナを新しく設置する、または古いアンテナから交換をするさいに候補に考えられる方もおおいのではないでしょうか?
この記事ではデザインアンテナの取り付け方を詳しく解説します。
デザインアンテナの取り付けについて
デザインアンテナは従来の八木式アンテナなどとことなり、屋根上以外に取り付けることができます。
そのため景観を損なうことがなく、こだわったデザインでアンテナの取り付けができます。
デザインアンテナ取り付けの特徴について
デザインアンテナの取り付けには、特徴(メリット・デメリットなど)をおさえておくと進めやすいでしょう。
このアンテナのメリットは「景観を損ねないデザイン性」や屋根以外に取り付けでき比較的「取り付けやメンテナンス」が容易なこと。
デメリットは「八木式アンテナよりも受信感度が低い」「価格が少し高い」といった点です。
アンテナ取り付けやメンテナンスが比較的容易ではありますが、電波受信に必要な高さは変わりませんし、長い脚立での高所作業もあるため危険がともないます。
屋根上に取り付けるアンテナとは違い「365℃全方向に向けられるわけではない」ので障害物の影響をうけやすいです。
デザインアンテナの取り付け手順
デザインアンテナ取り付けで、もっとも一般的な外壁取り付けの紹介です。
取り付け手順は以下になります。
1、取り付けたい場所と電波塔の間に障害物がないことを確認
2、専用の取り付け金具をビスやネジで壁に固定
3、アンテナ本体を取り付け金具に仮固定
3、アンテナとケーブルを接続する
4、アンテナの向きを調整してアンテナレベルを確認
5、アンテナレベルが安定したらボルトで固定
より確実にするなら受診強度を調べる
可能であれば「手順1」で、取り付けしたい場所の受診強度に問題がないかレベルチェッカーで確認をおこないます。
レベルチェッカーはインターネットで誰でも購入することが可能です。
取り付けるときの注意点
電波塔や中継局に向くよう、事前に取り付け場所を確認しておきましょう。
デザインアンテナは八木式アンテナと比較して受信感度が低いため、この向きが非常に重要になります。
最後に、テレビが問題なく映っていることを確認したあと、アンテナをボルトで固定して作業は完了です。
落下による事故を防止するため取り付け金具やアンテナの固定はしっかりとおこなうことが大切です。
デザインアンテナ取り付けに必要なこと
デザインアンテナを取り付けするにあたり、もっとも気を付けなくてはいけないのが取り付け場所になります。
取り付けする場所をいろいろと選べるアンテナではありますが、壁面固定した場合、むける方向がかぎられます。
というのも、電波塔や中継局から発信されるテレビ電波を受信するために「アンテナの方向を調整する」ことが必要になるからです。
電波塔や中継局の位置はインターネットでかんたんに調べることができます。
デザインアンテナの取り付けに最適な場所
最適な取り付け場所としては電波塔や中継局にアンテナを向けられる見晴らしのよいところがオススメです。
そして、「雨風にあたりにくい」「配管引込口に近い」「室内のテレビと距離が近い」というのも取り付け場所を選ぶさいのポイントとなります。
デザインアンテナが取り付けられる場所
取り付けに必要な条件を考慮したうえで、デザインアンテナを取り付ける場所をさがしてみましょう。
取り付け場所ごとにいい点と悪い点をあげておきます。
【 外壁 】
景観やアクセスのよさ、電波を受信する方向などから選びやすく、最も一般的な取り付け場所です。
高所での取り付けが必要であり、高さがえられない場合はブースターで強度をあげる必要があります。
【 ベランダ 】
取り付けやメンテナンスが容易であり、取り付けをセルフでおこなう方が最もえらぶ取り付け場所。
ベランダやフェンスの強度、電波の受信状況を確認する必要があります。
【 室内や屋根裏 】
外観を損なわず、天候によりアンテナが痛むことがない取り付け場所。
受信状況がとてもいい状態であり、屋根裏への通路があることなどが必須項目になります。
【 屋根の上 】
360℃全方向にアンテナを向けられるため、電波の受信状況がもっともよい場所。
天候の影響をうけやすく、屋根上に登ることが危険なため注意が必要です。
取り付けてから映りが悪くなった場合
デザインアンテナを取り付けてしばらくしたあとにテレビの映りが悪くなることがあります。
おもな原因は「周辺環境の変化」と「アンテナの固定」です。
周辺環境の変化
周辺に大きな建物があたらしくできた場合など受信環境がかわってしまいます。
アンテナレベルが下がっていることが考えられるので動かせる範囲でアンテナの高さや向きを調整してみましょう。
デザインアンテナの方向がズレている
取り付けの固定があまく、取り付けたあとにアンテナが動いてしまうことがあります。
テレビのアンテナレベルを確認しながら方向の調整をしてみましょう。
それでも受信状況がよくならない場合
それでも受信状況がよくならない場合はブースターの取り付けを検討します。
ブースターとは電波を増幅させる機械なので受信状況を改善してくれます。
たた、ブースターは質の悪い電波まで増幅させてしまったり、電波を強くしすぎて視聴できないこともあります。
ブースターの取り付けには技術が必要な場合があるので、まずは取り付け位置と向きをしっかりとおこなってみてください。
デザインアンテナの取り付けにかかる費用
取り付けにかかる費用は取り付ける場所にもよりますが、ここでは最も一般的な外壁に取り付けることを想定します。
・デザインアンテナ本体の相場 およそ6,000円~
・梯子の相場 およそ10,000円~
・ブースターの相場 およそ6,000円~
・分波器、分配器、ケーブルなどの部品相場 およそ5,000円~
・レンチや作業用手袋、水平器などの工具 およそ5,000円~
少なくとも合計で3万円ほどの費用がかかります。
ここからさらに分岐が複雑になると分波器やケーブルの費用がふえ、受信強度を事前に確認するためのレベルチェッカーなどをたすと費用はよりおおきくなります。
また、取り付けるには配線の知識や高所での作業経験が必要になります。
デザインアンテナの取り付け業者と費用相場
配線や高所での作業に自信がない方は業者に依頼しましょう。
アンテナ取り付けはハウスメーカーや家電量販店が行ってくれることもありますが、もっとも一般的な依頼先はアンテナ工事業者です。
取り付け費用は時期により変動はありますがおよそ3万円ほどになります。
デザインアンテナを取り付けるだけであれば2万5千円ほどになる場合もありますが、いくつかの部屋にケーブルを分岐し、ブースターを取り付けることを考えるとこのくらいが相場になります。
業者に作業を依頼する場合は作業代もかかるため割高に思えますが、作業時の安全性や、取り付けたあとになって不具合がみつかるといったトラブルの可能性を最小にできるメリットがあります。
この点を考慮し取り付け方法を検討しましょう。
デザインアンテナの特徴を知って正しく取り付け!
デザインアンテナはデザイン性にも優れていて、アクセスが容易なところに取り付けできるためメンテナンスもしやすい優れたアンテナです。
一方で、取り付け場所選びは八木式アンテナよりも受信感度が弱いことを考慮して検討する必要があります。
また、取り付けにあたっては単純な価格の比較だけではなく、安全性や取り付け後のトラブル回避などもよく考えて、業者に取り付けを依頼するのかを判断することも大切です。
快適にテレビを楽しむために、オシャレなデザインアンテナを正しく取り付けましょう。
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