10月 22, 2021

アンテナ種類どれにする?地デジ・BSCS選び方と設置のコツ!

アンテナ工事 公式ブログ

「アンテナの設置を考えているけど、どの種類を選べば良いのか分からない」
このようなお悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか。
アンテナにはいくつかの種類があり、それぞれで特徴が異なります。

この記事では、アンテナの種類を比較し、それぞれの特徴について紹介します。
アンテナの設置を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

アンテナの種類について

アンテナの種類について

アンテナはいくつも種類があり、「どのアンテナを選べばいいのかわからない」と迷われると思います。
アンテナを選ぶために最初に押さえておきたいのはこの2種類です。

1つ目は、地デジアンテナです。
NHKや民放の地上デジタル放送を視聴するためには、八木式アンテナやデザインアンテナなどが必要です。

2つ目は、BS/CSアンテナです。
スカパーやWOWOWなどの衛星放送を視聴するためには、パラボラアンテナが必要です。

このように、この2つのアンテナの役割には明確な違いがあります。
どちらも視聴したい場合は、2種類のアンテナを設置する必要があることを覚えておきましょう。

地デジ対応型アンテナの種類について

地デジアンテナの種類について

地デジアンテナには、4つの種類があります。
以下にそれぞれの特徴について紹介するので、状況にあう種類を選べるようにしましょう。

八木式アンテナ

八木式アンテナの特徴

1つ目の種類は、八木式アンテナです。
この種類は、魚の骨のような形状をしているのが大きな特徴として挙げられます。
骨のような部分は「素子」と呼ばれ、この数が多くなるにつれて電波の受信感度が向上すると言われています。

八木式アンテナのメリット

八木式アンテナは他の種類に比べて受信感度が高いので、電波がつながりにくい地域にお住まいの方に非常におすすめです。

八木式アンテナのデメリット

デメリットとしては見た目があまり良くないことや台風など自然災害でアンテナが落下するなどトラブルの可能性があるので注意が必要です。

このようなトラブルを回避するためには、アンテナを屋根裏に設置するのが効果的です。
そうすれば、雨や風の影響を受けにくくできます。
しかし、屋根裏に設置するには受信感度が良い場所でなければ、電波の受信に障害が出てしまう恐れがあるので注意しましょう。

デザインアンテナ

デザインアンテナの特徴

2つ目の種類は、デザインアンテナです。
この種類は、12年前ごろから広く普及し始めたアンテナです。
アンテナのジャンルでいうと平面アンテナにあたります。

デザインアンテナのメリット

アンテナの種類のなかでも「スタイリッシュな見ため」をしていて、「本体のカラーバリエーションが豊富」という特徴をもっています。
そして、軒下に設置することで雨や風など自然災害の影響を受けにくく、サビの防止にも効果が期待できます。
この理由からアンテナの種類を選択するうえで大きなメリットといえるでしょう。

デザインアンテナのデメリット

デザインアンテナのデメリットとしては、設置する壁に穴をあけるための工事をする必要があります。
壁に穴をあけると、住宅の気密性の低下などから日常生活に支障をきたすトラブルが発生する可能性があります。
アンテナを設置する外壁や屋根に金属製の素材が使用されている場合は、金属によって電波が遮断されてしまうので受信感度が悪くならないように設置場所がかぎられてくる可能性があります。

ユニコーンアンテナ

ユニコーンアンテナの特徴

4つ目は、ユニコーンアンテナです。
この種類は、平面アンテナの新たなバリエーションとして誕生したもので、アンテナのなかで一番新しいタイプです。
アンテナのジャンルでいうと、ポール型アンテナにあたります。

ユニコーンアンテナのメリット

この種類は、おしゃれな見た目をしていて、住宅の外観を損なわないのが大きな特徴です。アンテナの種類ではデザインアンテナと同じ位置づけになります。
また、光の反射を抑えられるマットな素材が使われているので、上品な雰囲気を演出できます。

さらに、風の影響を受けにくい形状と構造になっているので、台風の被害を受けやすい地域にお住まいの方でも安心できます。
実用性だけではなく、見た目にもこだわりたい方にはオススメです。

ユニコーンアンテナのデメリット

一方で、他の種類と比べて設置費用がかさむことがあります。
また、電波を受信しにくい地域では設置ができないケースもあるので気をつけましょう。

室内アンテナ

室内アンテナの特徴

3つ目の種類は、室内アンテナです。
この種類は、その名の通り住宅内に設置するタイプのアンテナです。

室内アンテナのメリット

コードをつなぐだけでテレビが見られるようになるため、設置工事を必要としないのが大きな特徴です。
アンテナの種類で、最も手軽に扱えるアンテナだといえるでしょう。

室内アンテナのデメリット

しかし、電波が届きにくい地域でこの種類を設置すると、うまく電波を受信できずテレビが映りにくくなってしまうことがあります。
この種類を設置するには、あらかじめ受信感度の良さを確認しておくようにしましょう。

BS・CS対応型アンテナの種類について

BS/CSアンテナの種類について

「地デジ放送だけではなく、BS/CSの放送も見たい」
このようにお考えの方も多いでしょう。
先ほど紹介した通り、BS/CSの放送を視聴するためにはそれに対応する別のアンテナを設置する必要があります。
ここからは、パラボラアンテナの種類について紹介します。

BS110°CSアンテナ

BS/CSアンテナ110°の特徴

1つ目の種類は、BS/CSアンテナ110°です。
フルハイビジョンBS/CS放送を見るためには、この種類のアンテナを設置する必要があります。

BS/CSアンテナの注意点

このアンテナの直径は45センチの種類が多いですが、直径が大きいほど受信感度が良くなります。

この種類は2K対応のアンテナのため、2018年12月から開始された4Kや8K放送は受信できないので注意しましょう。
「高画質でなくてもBS・CS放送が見られるなら問題ない」という方にはおすすめです。

4K8Kアンテナ

4K8Kアンテナの特徴

2つ目の種類は、4K8Kアンテナです。
この種類は、4Kや8K放送を受信できるタイプです。
画質などに優れた4Kテレビを購入する方が増えてきましたが、高画質でテレビを視聴するためには4Kに対応したアンテナが必要となります。
そのため4Kテレビの購入をお考えの方は、この種類のアンテナを用意しましょう。

CSアンテナ

CSアンテナの特徴

3つ目の種類は、CSアンテナです。
この種類は、スカパー!の番組を視聴するためのアンテナです。
スカパー!との有料契約に加えて、このアンテナの設置が必要となります。

アンテナ選びに押さえておきたいポイント

アンテナ選びに押さえておきたいポイント

アンテナ選びに押さえておきたいポイントについて紹介します。
アンテナの購入をお考えの方は、これから紹介する内容を参考にして、状況に合う種類を選べるようにしましょう。

受信感度について

アンテナの受信感度について

1つ目のポイントは、アンテナの受信感度です。
アンテナの種類のなかで受信感度の悪いものを選んでしまうと、テレビを快適に視聴できなくなってしまいます。
受信感度について考える上で重要な要素となるのが、電波塔までの距離です。

アンテナ受信感度のポイント

アンテナの設置場所が電波塔に近ければ近いほど、受信感度が高くなります。
アンテナが電波塔から離れているのであれば、八木式アンテナなどの野外に設置する種類で十分に電波を受信できるようにしましょう。
このように、電波塔と住宅の距離感によって選ぶべきアンテナの種類は異なるということを覚えておきましょう。

設置場所について

設置場所について

2つ目のポイントは、設置場所です。
現在、戸建てに住んでいるのか賃貸住宅に住んでいるのかによっても、選ぶべきアンテナの種類は変わります。
ほとんどの賃貸物件の場合は、その物件を管理しているオーナーがアンテナを設けてくれています。
そのため、新たにアンテナを設置する必要はありません。

新築のアンテナやBS/CSアンテナの設置は要注意

しかし、新築の戸建てやBS/CSアンテナが設置されていない賃貸物件に住んでいるのであれば、新しくアンテナを設置する必要があります。
戸建ての持ち家であれば外壁などに穴をあけても問題はありませんが、賃貸物件はそれができない可能性があります。
そのため、アンテナを決める前に物件のオーナーと話し合い、どの種類なら設置可能なのかを聞いておきましょう。

引っ越しをする可能性について

引っ越しをする可能性について

3つ目のポイントは、引っ越しをする可能性です。
もし、将来的に引っ越しをする可能性が高いのであれば、取り外しができるアンテナを選ぶのがおすすめです。

取り外しができないタイプだと、引っ越しをするにあたって再度アンテナを購入する必要がありますし、余計な手間とお金がかかってしまいます。
そうならないためにも、引っ越しをする予定がある方は新居でも使用できるタイプのアンテナを選びましょう。

種類を比較して状況に合うアンテナを選ぼう

種類を比較して状況に合うアンテナを選ぼう

アンテナの種類とそれらの特徴やアンテナを選ぶのに押さえておきたいポイントを紹介しました。
アンテナは電波塔から住宅までの距離や住んでいる住宅の形態によっても選ぶべき種類が異なります。
それぞれの種類の特徴を理解した上で、状況に合うアンテナを選ぶようにしましょう。

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