デザインアンテナはどれ?種類・選び方・設置と費用がわかる!
アンテナの購入を検討している方の中には、「デザインアンテナにかえたい」とお考えの方もいらっしゃるでしょう。
デザインアンテナには、ほかのアンテナにはないメリットがいくつかあります。
この記事では、デザインアンテナのメリットや設置にかかる費用についてご紹介します。
デザインアンテナの購入を検討している方は、これから紹介する内容をぜひ参考にしてみてください。
デザインアンテナとは?
デザインアンテナとは、地上デジタル放送を受信するために設置されるアンテナです。
アンテナのなかでも「住宅の外観にいい」と人気を集めているデザインアンテナ。
このアンテナは、「アンテナのせいで住宅の外観を損ないたくない」というニーズから2012年ごろに誕生しました。
従来のアンテナとはことなり、デザイン性に優れているのがこのタイプのもっとも大きな特徴です。
最近では、カラーバリエーションが増えてきているので、住宅の外観におしゃれな雰囲気を演出したい方を中心によく選ばれています。
アンテナというと、魚の骨のような形をしたものをイメージする方が多いのではないでしょうか。
この形のアンテナは「八木式アンテナ」と呼ばれており、アンテナの主流として数多く設置されています。
しかし、このアンテナの形状は、住宅の外観を気にする方には嫌煙される傾向があります。
デザインアンテナのメリットについて
デザインアンテナの1つ目のメリットは、取り扱いやすいことです。
デザインアンテナはコンパクトで軽く、持ち運びが容易におこなえるという特徴があります。
屋根上に設置されているアンテナは、大きく重量があり、周辺機器で固定もするので簡単に設置場所を変えたり取り外したりすることはできません。
デザインアンテナは、はじめから取付金具がセットになっていることがあるので、ほかのアンテナにくらべて、取り外しや固定が簡単です。
2つ目のメリットは、設置後の影響がすくないことです。
デザインアンテナは壁面に設置しますので、メンテナンスが容易です。
また、屋根上設置のように台風や強風によってアンテナが飛ばされたり、向きが変わってしまう可能性はほとんどありません。
自然災害の被害を受けやすい地域にお住いの方にはデザインアンテナがおすすめです。
デザインアンテナのデメリットについて
1つ目のデメリットは、受信強度がすこし弱めであること。
快適にテレビを楽しむためには、アンテナの受信強度のよさが不可欠です。
デザインアンテナは他のタイプのアンテナと比べて、受信強度がすこし弱いことがあります。
ある程度の受信強度はあるので、電波が届きにくい地域や住宅周辺に電波を遮る建物などがある場合は、デザインアンテナを設置できないケースもあるので注意しましょう。
2つ目のデメリットは、設置にかかる費用です。
デザインアンテナは他のタイプのアンテナと比べて、設置費用や本体価格がすこし高めです。
そして、電波が届きにくい地域にはブースターを設ける必要があるので、追加費用がかかる可能性があります。
初期費用が高めとはいえ、設置後にかかるコストは他のアンテナよりも安いので、一概に「デザインアンテナは高い」とはいえません。
あくまで「初期費用がすこし高い」ということを覚えておきましょう。
デザインアンテナを選ぶときに押さえておきたいポイント
1つ目のポイントは、受信強度です。
デザインアンテナの中にも、さまざまな種類があり、それぞれの種類で受信強度の強さがことなります。
以前では「デザインアンテナは強電界にしか設置できない」ということがありましたが、最近では性能が高いアンテナが出てきているので、強電界以外の地域でもデザインアンテナを設置することができます。
壁面設置は場所が限られており電波が届きにくい場合があるので、適切な種類を選ぶようにしましょう。
2つ目のポイントは、素子数です。
素子とは、八木式アンテナで言うところの骨の部分を指し、この数が多いほど受信感度が強くなります。
戸建てなどで使われるアンテナは20素子のものが一般的ですが、デザインアンテナはデザインの特性上、素子がみえなくなっています。
そのため、デザインアンテナには「20素子相当」と記載されています。
デザインアンテナ選びをするときは、この記載をきちんと確認しながら選ぶことが大切です。
デザインアンテナを設置できる場所について
デザインアンテナは、屋根の上以外にも設置ができるという特徴があります。
ここからは、デザインアンテナを設置できる場所について紹介します。
1つ目の設置場所は、外壁です。
デザインアンテナを外壁に設置するには、壁にビスを打って金具を取り付けます。
そして、アンテナの落下防止のためにコーキング材を使って補強します。
設置作業自体は比較的簡単で、壁に与えるダメージが少ないので安心しておこなえます。
2つ目の設置場所は、ベランダです。
ベランダにデザインアンテナを設置する場合は、アンテナの向きなどの細かいポイントを調整し、電波を受信しやすい場所をみつけて固定します。
電波受信の障害になりそうなものを避けながら、デザインアンテナの設置場所をきめていきましょう
3つ目の設置場所は、屋根裏です。
屋根裏に設置するメリットは、アンテナを完全に隠せることです。
そのため、外観を損なう心配が一切ありません。
しかし、住宅の屋根や外壁が障害物となり、受信電波が弱くなってしまう恐れがあるので注意しましょう。
どうしても屋根裏に設置したい場合は、受信電波が強い場所を見つけるかブースターを使って補強して調整をします。
デザインアンテナの設置費用について
デザインアンテナの設置相場は、本体価格と設置費用などを合わせて30,000円~60,000円程度となります。
デザインアンテナのタイプやブースターの有無などによって金額は変動するので、ひとつの目安としてこの数字を覚えておきましょう。
ネットオークションなどを利用すれば、デザインアンテナ本体を10,000円前後で購入できる場合もあります。
できるだけ安く仕入れて設置すれば合計金額を大きく削減できますが、この方法はおすすめしません。
なぜなら、デザインアンテナを設置するにはさまざまな工程をクリアする必要があるからです。
専門的な知識を持っている方でなければ難しいこともあるので、プロに設置してもらうのが良いでしょう。
デザインアンテナと八木式アンテナはどちらが良いのか?
「デザインアンテナと八木式アンテナのどちらを選べばいいのか分からない」
このようにお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
では、デザインアンテナと八木式アンテナのどちらが良いのでしょうか。
結論からいうと、設置状況によって選ぶべきアンテナ機種はことなります。
デザインアンテナにも八木式アンテナにも、それぞれ違った特徴があるので、設置状況をどうするかにあわせて選ぶのが一番良いです。
住宅の外観を重視している方であればデザインアンテナの方が適切ですし、電波が届きにくい地域にお住いの方であれば八木式アンテナがよいとされます。
それぞれの特徴を理解した上で、条件や状況に合うアンテナを選ぶようにしましょう。
アンテナ探しをしている方にはデザインアンテナがおすすめ
この記事では、デザインアンテナのメリットや設置するときにかかる費用などについて紹介しました。
一口にアンテナと言っても、さまざまな種類があり、それぞれの種類で兼ね備える特徴がことなります。
デザインアンテナは外観を損なわない上に取り扱いがしやすく、設置後の影響が少ないというメリットがありますが、初期費用の高さや受信強度の弱さなどのデメリットもあります。
また、地域によっては電波の関係上デザインアンテナを設置ができない場合もあります。
しかし、性能が高いデザインアンテナもたくさんあるので、アンテナが原因で住宅の外観を損ないたくない方には非常におすすめです。
アンテナの購入を検討している方は、それぞれの種類の特徴をきちんと比較した上で適切なアンテナを選ぶようにしましょう。
デザインアンテナの設置を希望している方は、今回紹介した内容を参考にしてみてください。
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