10月 19, 2021

BSCSアンテナ設置交換!撤去から設置・角度調整まで解説!

アンテナ工事 公式ブログ

BS/CSアンテナの交換作業をおこなうさいに、正しい手順で進めるためにはある程度の予備知識が必要になります。
本記事では、
「BS/CSアンテナを交換するさいの作業手順」
「事前に確認すべきポイント」
「実際にかかる費用」
などを詳しく解説していきます。

BSCSアンテナ交換の全体ながれ

BS/CSアンテナ交換の事前準備・確認

BS/CSアンテナの交換作業は視聴したい番組や設置場所によってことなります。
交換したあとの失敗やリスクを減らすためにも手順ごとに1つずつチェックしていきましょう。
BS/CSテレビアンテを交換する事前準備や確認事項を、アンテナ業者がおこなっている手順にそって解説していきます。

視聴したい放送とアンテナの種類をきめる

BS/CSアンテナの形状は、円形型のパラボナアンテナが一般的です。
BS/CSアンテナはBS放送やスカパー、4K/8K放送など番組によって種類がことなるため、アンテナを購入するさいは、あらかじめ視聴したい番組をきめてから選ぶようにしましょう。

BS放送を視聴したい

BS放送を視聴したい

BS1チャンネルやBSプレミアム、民法のBS放送といった衛星放送を2K(フルハイビジョン)で視聴するには、2K対応のBS/CSアンテナ(BS110°アンテナ)が必要です。
WOWOWやスターチャンネルといった有料番組を契約するさいも、BSアンテナを使用します。

CS放送を視聴したい

CS番組には以下3種類の放送があります。
「スカパー!」
「スカパー!プレミアムサービス」
「スカパー!プレミアムサービス光」

「スカパー!」のみを視聴するには110°CS対応のBSアンテナ。
「スカパー!プレミアムサービス」「スカパー!プレミアムサービス光」を視聴したい場合は3波対応(110° 124°128°)のBSアンテナを用意します。
それぞれアンテナは1つですみますが、「プレミアムサービス」を視聴するには別途チューナーが必要です。

4K8K放送を視聴したい

4K/8K放送を視聴したい

2K(フルハイビジョン)放送よりもさらに高画質で鮮明な映像である4K/8K放送を視聴するには、4K/8K対応のBS/CSアンテナが必要になります。
また、アンテナだけでなく4K/8Kに対応したテレビと専用チューナーも必要です。
最近ではチューナーが内蔵された4K/8K対応テレビも販売されているので、なるべく周辺機器をへらしたい方にオススメです。

交換・設置する場所を確認する

BS/CSアンテナの種類がきまったら、アンテナの設置場所を確認します。
BS/CSアンテナを設置できる場所はベランダ・室内・屋根・壁面の4か所あります。
場所によってそれぞれメリット・デメリットがあるので自分にあった最適な設置場所をえらびましょう。

ベランダに設置する

ベランダに設置する

ベランダはBS/CSアンテナの固定位置としてもっともポピュラーな場所です。
屋根や壁面などに設置できないマンションなどの集合住宅でおおくみられ、設置方法が比較的かんたんで工事費用も安くすむというメリットがあります。

デメリットとしては、屋根や壁面にくらべて電波を受信しにくいという点です。
そのため、ベランダに設置する場合はあらかじめ電波強度や方角の確認が必要です。

室内に設置する

電波をじゅうぶんに受信できるなら室内への設置もおすすめです。
設置工事がかんたんで、家の外観をスッキリとみせることができます。

また、場所を固定する必要がないのでアンテナを移動させれば好きな部屋でBS/CS放送を視聴することも可能。
ただし、室内は電波の受信強度が弱く、安定して視聴できるケースはなかなかないのでアンテナを購入する前に確認することをオススメします。

壁面に設置する

壁面に設置する

壁面への設置は、高さと方角に注意すれば比較的安定して電波受信できるため戸建て住宅に人気の設置場所です。
ただし、隣家の壁がちかいケースでは電波の受信強度が弱いこともあります。
また、設置工事は高所作業になるので、プロのアンテナ業者に頼むのが適切といえるでしょう。

屋根に設置する

安定した電波受信であれば屋根への設置がオススメです。
地デジアンテナの設置工事と同時にBS/CSアンテナを設置する場所としておおくみられます。
ただし、設置工事は屋根での作業となるので、危険のリスクを減らすためにもプロのアンテナ業者に依頼することも重要です。

古いBSCSアンテナを撤去する

BS/CSアンテナ交換方法とながれ

BS/CSアンテナの交換作業について紹介していきます。
交換したあとの失敗やリスクを減らすためにも手順ごとに1つずつチェックしていきましょう。
BS/CSアンテナを交換する方法や手順を、アンテナ業者がおこなっている手順にそって解説していきます。

古いBS/CSアンテナを撤去する

BS/CSアンテナを新しく交換するには、いままで使用していたアンテナを撤去する必要があります。
撤去作業は比較的かんたんですが、アンテナが落下する危険性もあるのでじゅうぶんに注意しましょう。

ナットをはずす

BS/CSアンテナといったパラボラアンテナは、ナットやネジで固定されています。
プラスドライバーなどの工具でネジをはずしていきます。
いっぺんにネジを全部はずすとアンテナが落下する危険があるのでアンテナを片手で支えながらネジをはずす必要があります。

アンテナケーブルの回収

アンテナケーブルの回収

4K/8K放送用のアンテナに交換するには対応したケーブルが必要になります。
また、ケーブルの劣化によるテレビの故障などをふせぐためにも、BS/CSアンテナに交換するならアンテナケーブルも新調するのがベストです。
古いBS/CSアンテナをはずしおえたら屋外・室内のアンテナケーブルをすべて回収しましょう。

古いアンテナを処分する

古くなったアンテナはスクラップ業者に依頼すれば無料で引き取ってくれます。
粗大ごみであれば400円程度ですむのでけっして高くありません。
また、アンテナ業者に交換作業を依頼するとリサイクル品として回収してくれることもあります。

新しいBSCSアンテナを設置する

新しいBS/CSアンテナを設置する

古いアンテナの撤去がおわったら、新しいBS/CSアンテナの設置作業にとりかかります。
設置場所によっては危険な作業をともなうので業者への依頼も検討しましょう。
業者が実際におこなっているBS/CSアンテナ設置工事の作業手順を紹介します。

必要なものを準備する

設置作業をはじめるにあたって、まず必要なものが揃っているかチェックしましょう。
BS/CSアンテナを購入するさいは、アンテナ本体や取り付け器具などの備品がセットになっている商品を選ぶのがおすすめです。

アンテナケーブルは「2K対応」「4K/8K対応」など、視聴したい番組によって種類がことなるので注意しましょう。
また、複数の部屋でBS/CS視聴するには分配器が必要です。

取り付け器具を設置する

取り付け器具を設置する

アンテナ本体をたてるための取り付け器具を設置します。
ベランダに設置するさいは手すりに取り付けましょう。
壁面に取り付けるならアンカーなどでしっかり固定します。
設置のさい、取り付け器具が垂直に固定されているか確認しましょう。

BS/CSアンテナを仮設置する

取り付け器具にBS/CSアンテナ本体を取り付けます。
角度調整をおこなうので現段階では仮止め設置とします。
取り付け作業中はアンテナ本体が落ちないようにしましょう。

アンテナケーブルをつなぐ

アンテナケーブルをつなぐ

BS/CSアンテナ本体にアンテナケーブルをつなぎ、室内へ引き込みます。
複数の部屋でBS/CS放送を視聴するには分配器が必要となります。
室内への引き込みを終えたらアンテナケーブルをテレビにつなぎます。

BS/CSアンテナの角度を調整する

テレビの映像を確認しながらアンテナの角度調整をします。
角度が1度だけでもズレると受信できないのでデリケートな作業になります。
また、角度調整にはアンテナの受信レベルも確認します。

受信レベルはテレビによって確認方法がことなるので説明書をチェックしながら作業しましょう。
アンテナの角度調整がおわったら、BS/CSアンテナ本体をしっかりと固定して設置作業は完了です。

BS/CSアンテナ交換前の確認すべきポイント

BS/CSアンテナ交換の注意点

BS/CSアンテナを交換するまえに、「アンテナの交換が本当に必要なのか」「交換作業はだれがおこなうべきか」などをあらかじめ確認しておくと、アンテナ交換時の失敗やリスクを減らせます。
ここからは、事前にチェックすべきポイントについて解説していきます。

映りが悪い原因はアンテナ以外にも

BS/CS放送の映りが悪い時は、BS/CSアンテナ以外の原因もかんがえてみましょう。
「テレビやB-CASカードの不調」「ケーブルの劣化やキズ」などが原因で放送が視聴できないこともあるので、さまざまな要因を想定することが重要です。

アンテナ寿命のセルフでの確認や交換はリスクが高い

アンテナ寿命のセルフ確認はリスクあり

BS/CSアンテナの寿命を確認するにはある程度の知識が必要です。
また、アンテナの交換作業は場所によっては高所作業となるため危険をともなうリスクがあるうえ、アンテナの角度調整にはレベルチェッカーといった特別な機器をもちいることもあります。

そのため、BS/CSアンテナの交換作業をおこなうのには、さまざまな事前準備と知識が必要なので、リスクを承知のうえでおこなえるという方以外はオススメできません。

業者に依頼するメリット

BS/CSアンテナの交換作業をおこなうのが不安な方は、業者に依頼することをおすすめします。
アンテナ設置工事のプロであれば、費用工具や機器をそろえる手間を省けるほか、難易度の高いアンテナの角度調整といった作業もスムーズに進みます。

また、コスト面でみても自分で交換作業をおこなう場合と比べて1万円程度しかかわらないこともあります。
BS/CSアンテナを正しく設置したいのであれば、プロのアンテナ業者にまかせるのが最適です。

BSCSアンテナの交換にかかる費用はいくら?

BS/CSアンテナ交換費用はいくら?

BS/CSアンテナの交換を業者に依頼するなら、工事費用は「アンテナ本体またはセット代+作業費(出張費)」となり、設置場所によって費用がことなります。
・ベランダ 約10000~20000円
・壁面 約11000~20000円
・屋根 約25000~28000円

また、業者によっては撤去費用(3000~10000円)が上乗せされることもあります。
上記はあくまで目安ですので、見積もり比較の参考にしてください。

BS/CSアンテナ寿命や交換時期のサイン

一般的にアンテナの寿命は約10年といわれています。
長期間の雨風にさらされることで表面の塗装がはがれたり、サビが大量に発生しているなら寿命のサインです。

また、支柱や取り付け器具のぐらつきはアンテナ落下の原因にもなるので「そろそろ寿命かな」と感じたらはやめに交換を検討しましょう。

BSCSアンテナの交換に必要なことまとめ

BS/CSアンテナ交換にポイントまとめ

BS/CSアンテナの交換方法と事前に確認すべきポイント、工事にかかる費用などを解説しました。
BS/CSアンテナは地デジアンテナに比べて設置工事も容易なため、業者に依頼せず交換可能なケースもあります。

しかし、危険な作業や高度な技術が必要なケースもあるため、アンテナ業者に依頼するのが最適です。
BS/CS放送をストレスなく楽しむためにも正しい知識と手順をふまえた交換作業をおこないましょう。

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詳細については下記HPよりご覧ください。

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